遊び雲

西宮市の障害者支援のNPO法人「遊び雲」は居宅介護、家事援助、身体介護、外出支援などを通して、障害者がイキイキと暮らせる社会をめざして活動しています。
  

「KSKP 遊び雲 通信~『こんちくしょう』」より

遊び雲から毎月発行している会報「KSKP 遊び雲 通信~『こんちくしょう』」からピックアップした記事をこちらで一部公開します。

  

2019年1月171号 「心、愉しい贈りもの」

心、愉しい贈りもの    高瀬 さとみ

知り合いのMさんから何回か贈りものを戴いた。思いがけないことで感激した。

1回目は観葉植物。

野菜ジュースの空き箱に入れてあった。始末で、素敵だなと思った。

2回目は干し柿。

つれあいが持って帰ってくれた時、お腹が空いて「何か食べたいな」と思っていた時だったので

「有難いな」と思った。繊維が多いせいか、1つたべたらお腹がふくれた。飴色で自然な甘味。とても美味しかった。

3回目は手作り味噌。

減塩の赤味噌でお味噌汁にしたら素朴で懐かしい味がした。「ぬか漬けも漬けています」とのこと、私も今、ぬか漬けを漬けているのでなにかとても親近感を覚える。またまた感激!!

贈りものについて考える時、相手のあまり負担にならないもの、手作りの品、永く楽しめるもの、美味しいもの、体に良いもの…。

観葉植物は眼で楽しめて、育てる楽しみもあって、毎日眺めて癒されて本当にうれしい贈りもの。

手作りの食べものもとてもうれしい。

贈りものにも贈り方にもその人のセンスと人柄が偲ばれる。

相手の心に残るものをさりげない贈り方で…。私もそんな贈りものができるようになりたいと思う。