1970年代から障害者の権利を獲得するための闘いを続けて来た私たちの代表、福永年久のあゆみをご紹介しています。
介護職員のための新しい制度「処遇改善加算」が始まりました。
きんとーん作業所は、1988年に西宮市に住む脳性まひの障害当事者たちが、「自分たちが地域で生きる場、活動や発信の拠点となる場所をつくろう!」と立ち上げた通所作業所です。
2012年からは地域活動支援センターに移行し、現在は生活介護事業所として、身体、精神、知的障害のメンバーが様々な活動を行っています。メンバーが自分らしさを発揮して豊かに生きる場、地域の人にとってもホッとする場所を目指しています。
通所メンバーの方々の
障害者の方々の中には、自分の意思を表現し伝えることが、難しい人、親・兄弟など家族と暮らしている人、自分の意志で一人暮らしをしている人など様々です。2003年4月より居宅介護サービス事業開始して以来、私たちはそんな障害者の方々が地域でイキイキと生活できるよう活動を続けています。
もっと知りたい! 外出援助
障害者もアクティブに!利用者さんとの外出は驚きと発見の連続。ガイドヘルプを例に1日の流れをご覧になれます。
もっと知りたい! 泊まりの介護
利用者さんのお家に泊まってお世話と見守り。でも具体的にどんな様子なのか、ちょっとだけ覗いてみませんか?
もっと知りたい!入浴介助・家事援助など
利用者さん宅で食事づくり、週に何回は病院に付き添って……。
このようにヘルパーの仕事は様々です。これら一つ一つをどうこなしているのでしょう?
居宅・通院介助の1日を見てみましょう。
「言葉を発さない重症心身障害のMさんとの外出。
介護者も道に迷った挙げ句、何とか辿りついた駅にはエレベーターがない!どうしようと思っていたら階段昇降機があり駅員さんが頑張って階段を上げてくれたんです。
するとMさん、今まで見た事もないような大笑い。
遊園地の乗り物みたいに思われたのか、新たなMさんの一面を知り、とっても面白かったです。
生活の中の楽しみを一緒に共有できるお仕事だな、と思います。」
「長い間、家族だけの関わりしかなく、なかなかご自分から思いを話してくれなかった車椅子のYさん。
家以外の生活の場を広げようと3年越しに家族の了解も得て通い始めた通所施設。
初めての一泊旅行を控えて、突然Yさんが私に向かって、
『お土産何がいいですか?』
と聞かれたんです。
家族の方と一緒にびっくりし、とっても嬉しかったです。
閉ざされた思いが、色んな経験や人との出会いで少しずつ開かれていく。 そんな場面に立ち会うことができる仕事ですね。」
遊び雲が毎月発行している会報「遊び雲通信」からコラムを一部公開中!