遊び雲

西宮市の障害者支援のNPO法人「遊び雲」は居宅介護、家事援助、身体介護、外出支援などを通して、障害者がイキイキと暮らせる社会をめざして活動しています。
  

「KSKP 遊び雲 通信~『こんちくしょう』」より 記事一覧

  

6月のワルツ   高瀬さとみ

6月のワルツ 高瀬 さとみ 歯医者さんに行った帰り道、和菓子屋さんに寄って「水無月」を買い求めた。帰り着いて、早速お茶を淹れて赤と白の水無月をいただいた。もちもちと柔らかい、くちざわり。程よい甘さで何とも美味しい。大好きな和菓子だ。名前の通り、この時季しか買えないので6月になると毎年買って来る。 6月は、つれあいの誕生月でもある。 6月の花、紫陽花。つれあいが好きな花だ。我が団地の共用...

春を、たべる  高瀬 さとみ

春を、たべる 高瀬 さとみ   子どもの頃、雑誌で見たスミレの花の砂糖漬けにあこがれた。 スミレが食べられると知り、庭に咲いているスミレを摘んできてサッと油で炒めてパッと塩を振ってたべた。 美味しかったな、という記憶がある。 つれあいも子どもの頃、土手で摘んできた土筆を、お母さんが佃煮にしてくれたのが美味しかったと話していた。 春の野菜はほろ苦いものが多...

2018年3月号 はじめての日に 高瀬さとみ

つれあいは花想いの人だ。はじめてその人(今の、つれあい)の家を訪れたとき、 玄関にプルメリア(※)が細長いオレンジ色の花瓶に生けてあった。思わず「花がキレイ」と私はつぶやいた。花台は電話帳を重ねて布でくるんだものだった。 その後、一緒に暮らすようになってからも、よく花束を抱えて帰ってきてくれた。近くの花屋さんからアレカヤシの大きな鉢を抱えて帰ってきたこともあった。季節折々に団地の共用庭...

2018年1月号より    八重の椿      高瀬さとみ 

今年も残り少なくなった。師走、12月。昨日、つれあいが買って来てくれた金柑に,炊飯器でこしらえた甘酒と牛乳をミキサーにかけてジュースにして飲んだらとても美味しかった。 今日、ご近所さん(最近、奥様が眼の手術をされ、ご主人も入院しておられた)にその金柑と甘酒を快気祝に届けた。その足でスーパーへ買い物に。 ジブリの径と呼んで親しんでいる私の好きな道を通っていく。 パプリカとブリと抹茶...

2017年10月号より 「森の部屋」 

10年位前、「観葉植物のモンステラの鉢植を部屋の東南に置くと良い」と聞いたので近くの花やに買いに行った。 以来、モンステラが”乾いてきたな”と思えばコップ一杯程度の水を差す。ただそれだけなのに次々と新しい葉っぱを出してくれる。今度の葉っぱは”切れ込みが何個かな”と観るのが楽しみだ。 モンステラは、カレー皿位の大きさの葉をもち、葉っぱの両サイドに切れ込みが入っている。葉っぱによって切れ込...