遊び雲

西宮市の障害者支援のNPO法人「遊び雲」は居宅介護、家事援助、身体介護、外出支援などを通して、障害者がイキイキと暮らせる社会をめざして活動しています。
  

「KSKP 遊び雲 通信~『こんちくしょう』」より

遊び雲から毎月発行している会報「KSKP 遊び雲 通信~『こんちくしょう』」からピックアップした記事をこちらで一部公開します。

  

2019年6月173号 ハッピー・エコ

ハッピー・エコ

高瀬 さとみ

 基本、野菜の皮はむかない。ただ例外がある。玉葱と里芋だ。玉葱の皮はお茶にすると良いと聞いたが捨てていた。里芋の皮は食べられないと思ってこれも捨てていた。それが、この間読んだ本に里芋の皮を油で揚げると美味しいと書かれていて目からウロコだった。

まさか里芋の皮が食べられるとは。早速、里芋をよく洗ってから窓辺に転がしておいたのを皮をむいて、多めの油で揚げ焼きにして塩を振り、つれあいに食べさせると「美味しい」と言う。うれしくなり、ホクホクしてタッパーに入れて、冷蔵庫にしまった。

後日、焼飯を作るときに、例の里芋の皮を細かく刻んでグリンピースと一緒に、桜えび、椎茸、エノキ茸と炒めて味付けは塩のみ。

これが案外いけた。何とも言えない滋味があった。あと、私はブロッコリーやカリフラワーの葉っぱも好きで刻んで料理する。

なるべく丸ごと美味しく食べればゴミも出ないし、うれしいことだ。

目指せ!ハッピー・エコ生活。